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執筆者の写真JITSUZAISEI

出垣内 愛 個展 「And you」




出垣内 愛 個展「And you」

2024.7/13(土) – 7/28(日) 火曜日休廊

OPEN 14:00-22:00 / BAR 19:00~

大阪市東成区大今里4-14-18 JITSUZAISEI

レセプションパーティー  7/13(土) 19:00〜22:00


アーティスト・トーク

日時:7月27日(土) 18:00〜19:00

出演:出垣内愛×生井達也

生井達也 | Tatsuya Namai(文化人類学者・国立民族学博物館外来研究員)

茨城県生まれ。ミュージシャンとしても活動しながら国内のインディペンデント・カルチャーについての研究を行っている。主な著作に『ライブハウスの人類学』(晃洋書房)。


出垣内愛の個展「アンド ユー」を開催します。関西を拠点に各地で活動する陶芸家は釉薬や焼成方法の研究、滞在制作や展示を行いながら独自の陶工表現を追求しています。本展では、釉薬を灰となる有機物(後の灰)が持つ文脈を語るための媒体と捉えた作品「鏡」を中心に多様なオブジェや平面作品が館内に並びます。また、アーティストトークや実用器の販売も行います。色彩や造形、素材が放つ時間や感情の艶めきについて考える機会になればと思います。


主催:実在性

協力:一般社団法人◯と編集社

株式会社JPeace

DMデザイン:廣畑潤也


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出垣内愛|Ai Degaito

陶芸家。奈良県生まれ。

17歳の頃より奈良県赤膚焼に影響され陶芸を始める。 その後、各地の窯業施設に赴き、窯焚きや土づくり、釉薬調合、原料製作を学ぶ。 陶磁器表現において釉薬を原料から作ることに着目しており、灰や石から調合された釉薬は独自のもの。 

手びねりによって生まれる有機的な形は、窯焼成の緻密な温度管理と併せて他者との関わり合いから受けた感情を形としている。昨今は各地のAIRに赴き、積極的に住民と交流しながら土作りや焼成を行う。


出垣内愛より

釉薬表現において灰、石、金属を炎で溶かして新しい作品が生まれる過程が、歴史や過去の記憶を扱っているように思います。 地球に存在して長い年月を過ごしたものを0.1g単位で調合する。私の手と土との対話でオブジェに仕上げる事は神仏を作っているようです。不安な気持ちを解消するために、人は形あるもの、言葉にすがり安心を求めます。私は言葉にできない安心を私自身がオブジェに感じ製作しています。


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略歴

2021年「女流陶芸展」(京セラ美術館)、2022年「枕崎国際芸術賞展」

(南溟館)、2023年「偶然、ここで。」(トビチ美術館)、2024年 「王寺まちの芸術祭」(達磨寺)等にて作品を出品。個展としては、 2022年「1190」(JITSUZAISEI gallery)、2023年「聲」(JUUarts&stay)等を開催。


展示に限らず、企業や個人への作品/ 実用器の納品も行っている。

主な設置場所は三菱地所株式会社の丸の内パークビルディング

「xLINK丸の内パークビル」

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